コアラは基本木の上で生活し大体が食べて寝てを繰り返しています。
なので温厚で、鳴かないイメージがありますし、実際動物園に行ってもコアラが鳴いている姿を見たことがないのではないのでしょうか。
コアラの声はどんな声
日本の動物園は大体の場所が厚い強化ガラス越しなので、コアラの声を聞くことが難しいのです。
聞こえないかもしれませんが、コアラが上を向いている姿をしていると鳴いている時です。
コアラの声というのはあの可愛らしく朗らかな姿のイメージとは全く違い、とても野太い声をしています。
ちなみにコアラが鳴くのは午前中の間が多いです。
この特殊な声も、コアラの特徴の一つと言えるでしょう。
やめてー!と聞こえるメスのコアラ
コアラが鳴くときというのは普段はあまりないのですが、繫殖期のオスは雄たけびを上げています。
この雄たけびはオスが縄張りを誇示するために鳴き、繫殖期は9月~2月までの間です。
この時期、とても穏やかで温厚で、鳴かないというコアラのイメージが払しょくされるような姿が見られます。
オスがなんとメスを木から引きずり降ろしている姿が見られるのです。
普段鳴かないメスもこのような行動に遭い、声を上げるのですが、その声が「やめてー!!」と叫んでいるように聞こえるようです。
意外と亭主関白?コアラのオスの行動の理由
やめて!と叫びながら引きずり降ろされるメスのコアラ。
とっても見ているとかわいそうなのですが、何故オスはそのような行動をするのでしょうか。
それは繁殖期にオスがメスに求婚し、それを断られたからそのメスを引きずり下ろすことをするようなのです。
なんだか理由だけ聞くと、とってもコアラのイメージとは違いますね。
もっと温厚だと思っていたコアラですが、オスコアラは結構衝撃的な行動をとるようです。
そんなメスも頑張ってに声を上げて抵抗する声が激しいので、とてもおっとりしているコアラとは思えない声です。
まとめ
木の上で生活し、とても穏やかな顔にゆっくりな動きで動物園でも人気なコアラですが、意外と気性も激しく大きな野太い声で叫ぶことがわかり、ちょっとイメージと違いました。
メスを引きずり下ろすなどの行動もあまり想像つきませんね。
なんか愛憎劇を見ているかのような姿は繁殖期だけ見られ、その他は穏やかな姿のようです。